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「整体院 みどり健康館」  の  加藤 です (^-^)/

　今回は 「肩甲骨」 についてです。

　肩甲骨は背中の上部に羽のようについている骨であり、肩や腕の動きに関与し、サポートするという役割を担っています。

　体幹(胴体)と直接繋がっておらず、鎖骨のみが繋がっていて、背中に乗っている状態です。

　強く固定されているわけではないので、本来であれば比較的自由に動く骨です。

　動く方向としては、上下へのスライド、内外へのスライド、斜め上下へのスライドと大きく分けると6方向に分けられます。

　これを周囲の十数種類の筋肉が連動することで、可動性を支えています。

　この肩甲骨周りの緊張が強くなって動きが硬くなると、その影響は上半身全体に及び、肩こりや頭痛を始めとして、身体の歪み、腰痛などの症状、そして上半身に脂肪がついたり、ぽっこりお腹になったりと体形の崩れにも繋がります。

　ちなみに私たちの業種では、肩甲骨周りが硬くなって動きが失われた状態を 錆びつき肩甲骨 と呼んだりします。

　酷い人になると肩甲骨のシルエットが消失して、背中の肉に埋もれて貼りついたような状態になって、自力では背中を伸ばして姿勢を正すことさえ出来なくなっています。

　こうなると1日中背中が丸くなったまま過ごしているので、前に突き出た頭の重さを支えるために肩・首・背中にはずっと負担がかかった状態になります。

　このように肩甲骨は上半身の要といってもよい存在であるため、しっかりと動く状態をキープすることが健康と美容に繋がります。

　普段から肩や腕・背中などのストレッチを行うことで肩甲骨周りを柔軟にし、正しい姿勢をとれるようにすることがとても大事です。

　すでに固まってしまって自力では難しいと感じる人は、専門家に相談してみましょう。

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※「ガチガチ背中」をほぐすストレッチ

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