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「整体院 みどり健康館」  の  加藤 です (^-^)/

　スッキリするからといって、首や背中を無理にボキボキと鳴らしていませんか?

　一般的な動作をする中で、無意識のうちに音が鳴るのは問題ありません。

　しかし、自分で無理やり鳴らそうとするのは、筋肉や靭帯を傷める可能性があるのでやめましょう。

　なぜ、ボキボキと音が鳴るのかというと・・・

　骨と骨との隙間は、動きを滑らかにするために関節液で満たされていて、その周りを関節包が覆っています。

　この関節を曲げ伸ばししたときに、関節液内に気泡が発生し、これが弾けるのがポキっと聞こえるという説が有力です。

　気泡が弾けるだけなので、普通に関節を動かしただけで音が鳴る点については、痛みがなければ大丈夫でしょう。

　しかし、この音を鳴らすのが癖になって、鳴らないと気持ちが悪いからと、勢いをつけて無理やり鳴らしていると、靭帯が緩んで傷つき、軟骨がすり減ってしまいます。

　例えば、首でこれをやっていると、首を支える力がなくなって安定しなくなり、慢性的な肩こりや頭痛を起こすばかりか、酷い場合は変形性頚椎症を起こす可能性もあります。

　また、首の神経や脊髄などに傷がつくと、手のしびれや痛み、麻痺などに繋がりますし、衝撃によって出来た血栓が脳の血管に詰まると、脳梗塞を起こすことさえあります。

　このように普通の動作で鳴るのは、痛みがなければあまり気にしなくてもいいですが、無理に鳴らす癖があるのでしたら、その癖をやめる努力をする必要があります。

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