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「整体院みどり健康館」の 加藤 です ( ^ _ ^ )v
どこの家庭でも消毒薬を１本くらいは常備していることと思います。
しかしながら、すり傷や切り傷をすぐさま消毒するという行為は現代の医学では非常識とされています。
消毒薬を流布することで、バイ菌を殺すと思われていますが、実は人間の自然治癒能力を持った細胞までをも殺してしまうので、消毒をすると傷の治りが遅くなってしまいます。
人間の皮膚には、他の菌が侵入してこないように守ってくれている「常在菌」という菌がいるのですが、消毒薬を使うとこの常在菌が死んで、悪い病原菌が侵入しやすくなります。
たとえ傷口に少しぐらいの病原菌がいても化膿するのはまれなので、消毒をするよりも大量の水できれいに洗い、細菌を除去するだけで十分なのです。
さらには、傷口を乾かすと、傷口の細胞や組織が死滅してしまうので、傷にはハイドロコロイド材などの創傷皮膜材をかぶせて乾かないようにします。
そして、傷の状態をみながら皮膜材を取り替え、傷を洗うようにします。
ただし、痛みや腫れがひどい場合は、自分で判断せずに専門の医療機関を受診しましょう。
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